ロッテ福浦和也内野手(42)が史上52人目の通算2000安打を達成した。

会見での一問一答は以下の通り。

-今の気持ちは

「大勢のファンの前で、千葉マリンで決められたのがうれしいです。花束もらった時とか、みんなにお祝いしてもらった時に実感が湧きました」

-重圧は

「僕自身はないと思っていましたが、毎回毎回声援がすごくて、ちょっとはプレッシャーになった」

-8回の打席は

「延長にならなかったら最後の打席になるかもしれなかった。何とか相手も西武で、同級生の松井稼頭央君もいたので、その前で達成したかった。やっぱり今日これだけたくさん見に来てもらったので、何とかあの打席で決めたいという気持ちは、いや、1打席目から決めたい気持ちはあったんですけど、なかなか打てなかったので最後に打てて良かったです」

-松井選手に花束を渡された気持ちは

「同期入団で、今まで一緒にやってきて。最年長野手で頑張ってきましたから。同級生の前で決めたい思いもありましたし。最初は花束持っていけないと聞いていたんですけど、今日来てもらったので、逆にまた喜びも倍増でした」

-チームメートからも笑顔で迎えられた。

「昨日ぐらいからファームの根元とか岡田とか荻野貴司とか。金沢とか。みんな見に来てくれてましたし、そういう人の前で打てたのも良かったと思います」

-地元のファンの前で達成できた点は

「監督もずっとZOZOマリンでと言われていたので、本当に僕自身も今週で決めたい気持ちあったんですけど、なかなかヒットも重ねられないで。何とか今日決めたい思いはありました」

-ファンへの思いは

「これだけいつも温かく、どんな時でも応援してくれるので、僕の中では力になってます。あれだけのファンの前で打てたのもうれしかったです。まさかここまで来られるとは思ってなかった。球団をはじめ、監督、コーチの皆さんが後押ししてくれて、選手のみんなも裏方さんもトレーニングコーチも、いろいろなたくさんの人に支えられて達成できたと思います」

-なかなか安打数が増えない時期もあった

「正直2000本は厳しいなと思っていた。本当にやれるとは思ってなかったですけど。ここまで野球を続けさせてくれた球団、監督に感謝したいなと思います」

-ケガとの戦いもある中で、福浦選手を突き動かしたものは

「いろいろな人の支えですね。監督もそうですし、コーチーやチームメートもそう。ファンの2000本という期待のためにも、気持ち、気力は感じてやってました」

-プロ生活25年

「毎試合、毎試合大事ですけど、プロ4年目、初めて1軍に上がってからここまで1打席も無駄にしないでやってきた結果だと思います」

-印象に残る安打は

「やっぱり今日ですかね。僕の中でもほっとした。プロ2打席目で初ヒット打った時もそうでしたけど、今日がやっぱり、これだけみんなが喜んでくれたので今日だと思います」

-今後は

「井口監督を何とかマリンで胴上げしたい。僕自身もマリンでファンの皆さんの前で胴上げしたことない。マリンで胴上げしたいという気持ちがあります」