中日の逆転CS入りに黄信号が灯った。13勝の勝ち頭でナゴヤドームで10勝、ヤクルト戦も2戦無敗のガルシアを先発に送ったが打線が不発。ヤクルト原に5回まで4併殺を喫し、継投の前に0を並べた。完封負けは今季9度目だ。

21日のDeNA戦からの残り9試合は、相性重視で必勝ローテを組んだが、3連敗と空回り発進。森監督は「併殺は塁に走者がいないと出ない。負けは負けで認めないとしょうがない。シーズン序盤なら、打線がどうのと言えるが。負けたのは俺の責任。俺の采配が悪かったと言いたいんでしょ」と、最後は報道陣に問いかける形で会見を終えた。

20日時点で3位巨人に1ゲーム差まで迫っていたが手痛い3連敗を喫し、この日で3・5ゲーム差まで広がった。残り6試合、いよいよ負けられなくなった。【伊東大介】