日本野球機構(NPB)は26日、マイナビオールスターゲーム2018のチャリティーオークション売上金2217万6456円(球団数の12で割り切れるようNPBが数円の調整金を加えた金額)を東日本大震災と熊本地震の被災者に寄付した、と発表した。

落札額1位は3点が同額で、鈴木誠也(広島)のユニホーム、松坂大輔(中日)のユニホーム、サイン入りグラブの155万1000円。4位が山田哲人(ヤクルト)のユニホームで92万3000円、5位が坂本勇人(巨人)のユニホームで85万2000円だった。このうち松坂のユニホームとグラブは同一人物が落札している。

出品物は、出場者(監督、コーチ、選手、審判員)が着用した直筆サイン入りユニホーム(上着のみ)が合計70品と、任意の選手が大会期間中に試用したグラブ、マスコットバット、練習用帽子、打撃用手袋、スパイクなど9品で合計79品だった。

寄付先は、岩手県「いわての学び希望基金」、宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」、福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」、社会福祉法人中央共同募金会「震災遺児修学資金」、熊本県「熊本地震義援金」、熊本市「熊本城災害復旧支援金」。