西武外崎修汰内野手(25)が8日、CSファイナルステージでの戦列復帰を誓った。

宮崎でフェニックス・リーグがスタート。1軍も参加しているが、外崎は欠場した。9月初めに左脇腹を痛めた。リハビリをへて、今月1日に1軍復帰。3試合連続でフル出場したが、「(痛みが)再発しそうな怖さがあった」ため、レギュラーシーズンのラスト2試合から欠場を続けている。

この日は試合前の打撃練習も別メニューだった。屋外では、ティー打撃のみ。その後、室内に移動し、自分のペースでバットを振った。まだ完全な状態ではないが「前より良くはなっています。明後日ぐらいに試合に出たい。CSも間に合いますよ」と明るく話した。回復具合を見ながらにはなるが、10日の同リーグ中日戦をステップに、17日からのファイナルステージ出場を目指す。

辻監督は「(フェニックス・リーグで)実戦に出られないなら、考えないといけない。CSの先もある。難しいところ」と無理はさせない方針。ただ、内外野を守り、18本塁打を放った外崎の存在は貴重だ。出場可否を、慎重に見極めていく。【古川真弥】