今季限りで現役を引退したロッテ金沢岳捕手(34)が、来季2軍のバッテリーコーチに就任することが13日、分かった。今季も浦和球場ではプレーヤーとして練習するかたわら、兄貴分として後輩たちの育成に尽力。人格者で面倒見が良く、今岡2軍監督の評価も高かった。今季全試合でマスクをかぶった田村に次ぐ若手捕手陣の強化を、ロッテ一筋16年のベテランに委ねる。

また選手では、楽天を戦力外になった細川亨捕手(38)の獲得調査を進めていることも判明。08年と11年にベストナインとゴールデングラブ賞をダブル受賞。ソフトバンク時代は正捕手として3度の優勝と日本一に貢献した。楽天では2年間で1軍22試合の出場にとどまったが、現役続行を熱望している。

今季開花した井上ら、主力打者の指導に当たった金森栄治1軍打撃コーチ(61)は退団が決定した。