逆王手を懸けていた日本ハムが、ソフトバンクの1発攻勢に屈し1勝2敗、CSファーストステージで敗退し今シーズンを終えた。

3試合制のCS、プレーオフで1勝1敗で迎えた第3戦は過去15度あるが、逆王手を懸けたチームが第3戦で勝ったケースは過去4度しかなく、突破率27%の狭き門だった。

日本ハムは04年、15年にも逆王手を懸けながら、いずれも敗退。「3度目の逆王手」でジンクス打破を狙ったが2年ぶりのファイナル進出はならなかった。

意地は見せた。1点を追う2回2死から6番横尾が左中間に2試合連続となるソロ本塁打を放ち同点とした。2点ビハインドの6回にも1死三塁から3番近藤がしぶとく中前に落とす適時打で1点差と詰め寄った。

しかし、投手陣がソフトバンク打線にソロ5本塁打を浴びて5失点。最後まで1度もリードを奪うことができなかった。