巨人菅野智之投手(29)が16日、9、10月度の月間MVPを受賞した。受賞は17年9月以来、自身6度目。

9、10月は7試合に登板し4勝、防御率1・10。「去年はたくさんとれたけど、今年は1回もとれないかなと思っていた。最後の最後でとれてうれしいです」と喜びを口にした。

9月22日のヤクルト戦から3試合連続完封もマーク。今月4日の広島戦で10完投、200イニングにも到達した。「まさか3つもできるとは思わなかった。10完投、200イニングは目標にしていた数字。シーズンを戦う上で最もコンディションを管理を大事にしている。僕だけの力じゃない。支えてくれたトレーニングコーチやトレーナーの方に感謝したい」と周囲のサポートに頭を下げた。

今季は最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の3冠を獲得。14日のCSファーストステージ第2戦のヤクルト戦で、ポストシーズン史上初のノーヒットノーランを達成したエースは「もっと上を目指せるという自信はある。来年はさらにもっと高い目標を設定して頑張りたい」と話した。