国学院大が東洋大に勝利し先勝した。

先発した清水昇投手(4年=帝京)が6安打2失点完投で今季2勝目。12個の三振を奪い、相手先発の梅津晃大投手(4年=仙台育英)との“ドラ1候補対決”を制した。初回からリズムよく投げ込み、1度もリードを許さなかった。

打線は1回、相手の暴投と捕逸で2点を先制。1点リードの5回1死二塁から、4番の鎌仲純平外野手(3年=北海)が右前適時打を放ち、清水を援護した。

清水は「4年生の意地を見せられた。三振は狙ったというより(捕手の)横井の構えたところに投げたら結果的に三振がとれた。野手に助けられました」と汗をぬぐった。