西武辻発彦監督(59)は、5回6失点でKOされた先発の菊池について「指がちょっとおかしかった。血マメができていたようだ。スライダーが全然曲がらなかった」と言い、「あれ以上投げたら、次投げられなくなる」と降板させた。

5失点した4回は、2死一、二塁から8番西田に右前打、9番甲斐に四球を与えて、大量失点につながった。辻監督は「2アウトから8、9番のところで(アウトを)取れなくてああなってしまったところがあるかもしれない。(打線が)勝ち越したから余計に力が入ったかもしれない」と言った。

次回登板はファイナルステージの展開次第で、中4日で第6戦に先発する予定。「もちろんいかなきゃいけないでしょう。あれだけ気合入っていて不完全燃焼でしょう」と期待した。