ソフトバンク柳田悠岐外野手が1本塁打4打点の活躍で首位西武を破り、2年連続18度目の日本シリーズ進出へ導いた。

1回無死満塁、柳田がフルカウントの6球目を捉え、走者一掃となる左翼へ適時二塁打で3点を先取した。6回にはウルフから右中間席へソロ本塁打を放ち、貴重な追加点をたたき出した。ファーストステージは打率1割1分1厘と苦しんだが、ファイナルステージは全試合4番打者として打率4割5分、2本塁打、8打点の活躍で打線を支えた。

MVP受賞が決まり、「自分でいいのかなという気持ち。みなさんのおかげです」と感謝した。

これで04年以降のプレーオフ、CSで球団史上初の下克上となり、ソフトバンクは27日からセ・リーグ覇者の広島相手に日本シリーズを戦う。「頑張ります。(広島は)やっぱ強いチームなんで。ここまできたらあと4つ勝ちます」と2年連続9度目の日本一をファンに約束した。