西武の秋山翔吾外野手が、クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ敗退について「先頭で出ることが多い1番の僕が、チャンスを作れなかった」と悔やんだ。

5回2死、CSファイナルステージで2本目となる内野安打。すかさず二盗を仕掛けたが、二塁塁審の判定はアウト。辻監督がリクエストを要求した。2-3と追い上げた直後だったが、約10分間にわたって中断し、判定も覆らず。試合の流れも変わった。

8回には、先頭でフルカウントから二塁打を放った。浅村の二ゴロの間に生還し「自分が塁に出れば、後ろがかえしてくれる。まだまだ力が足りないなと思った」と振り返った。

CSファイナルシリーズの期間中も試合後に居残りで打撃練習を行うなど、調整を重ねていた。この日は、4回の第2打席で登場曲も変更した。「CSの難しさで、早く波に乗らないといけないと思っていたけど、それができなかった」と反省していた。