中日工藤隆人外野手(37)が今季限りで現役を引退することが22日、分かった。この日までに、球団に申し入れがあった。

工藤はJR東日本から04年ドラフト9巡目で日本ハムに入団。巨人、ロッテでプレーした後、14年から中日に所属。今季は守備固めや代走を持ち場に、73試合に出場した。

「松坂世代」のプロ野球選手がまた1人、ユニホームを脱いだ。本人のコメントは以下の通り。

「14年間、現役生活をやり切ることができました。戦力外になり、中日ドラゴンズに拾っていただいて、まさか5年間もできると思っていませんでした。生え抜きでもないのに、とても思い出に残る球団となりました。チーム関係者、スタッフ、そしてファンの皆さまには感謝しかありません。14年間、ありがとうございました」