オリックスが、明日25日のドラフト会議で指名する高校生投手の筆頭候補に甲子園大会で春夏連覇に導いた大阪桐蔭・柿木蓮投手(3年)を挙げていることが23日、分かった。

1位指名は報徳学園・小園海斗内野手(3年)が最有力候補。早大・小島和哉(4年)日本生命・高橋拓巳(24)ら、大学・社会人の即戦力投手を上位指名する方針を固めているが、球団内では次世代を担う高校生投手の補強を推す声も強い。柿木は馬力もあり、高卒2年目の今季躍進した中継ぎの山本のようになるかも、という声も上がったという。

また倉敷商の最速151キロ右腕でスライダーの切れ味も鋭い引地秀一郎投手(3年)も上位候補に挙がっていることが判明した。有望な高校生を獲得し、優勝争いの常連になりうるチーム作りを目指す。