ロッテのドラフト1位、大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)が29日、大阪・大東市の同校で指名あいさつを受けた。

松本編成部長、下敷領担当スカウトとともに井口資仁監督が直々に訪問。両親をまじえて約30分間、熱心に話し込んだ。藤原は井口監督について「オーラがあってすごくかっこいい人。緊張しました」と話したが、プロの練習時間やキャンプについて、自分から質問もしたという。

強豪校の4番を務め、俊足好打で史上初となる2度目の甲子園春夏連覇に貢献。将来的なトリプル3の達成を目標に掲げている。ドラフト1位指名に「プレッシャーも少しはあるんですけど、それだけ期待してもらってるので、結果を残したい。足が自分の一番の武器だと思っているので、まずはそこの部分でしっかりアピールしていけたらなと思います。磨きをかけて、30盗塁という目標に向かって頑張っていけたらなと思います」と意気込んだ。

どうしても行きたい、と志願の指名あいさつだった井口監督は実物を前にし「非常にさわやかな青年。スピード、パワー、バッティング、なかなかすべてがそろっている選手は少ない。センターラインをしっかり守ってくれる選手だと思ってますし、これからの常勝マリーンズには欠かせない選手だと思っています」と褒めちぎっていた。