西武小野和義1軍投手コーチ(52)が4日、埼玉・所沢市内の球団事務所で就任会見を行った。

前任の土肥コーチがフロント入りするため、球団編成部から転身。11年以来の現場復帰となる。

投手陣の課題を問われると「明確に課題が出たのは、フォアボールの数。そこさえクリアできれば、おのずと成績は上がる」と即答した。

「無駄な四球を避けるのが一番。技術を上げるためには、やはり投げなきゃ変えられない。この秋は、投げるのがテーマになる。量は多くなります。ブルペン。遠投。ただし、いつも全力で投げるのではなく、いいフォームで投げることで、いい癖がつくと考えています。キャッチボールからバランスを考えて、いいフォームで投げ、ブルペンでリリースポイントを考える。意識を変えることも大事になっていくと思います」と6日からの宮崎・南郷キャンプでの指導方針を掲げた。