セ・リーグは6日、2019年の公式戦日程を発表した。3月29日、パと同日にDeNA-中日(横浜)、阪神-ヤクルト(京セラドーム大阪)、広島-巨人(マツダスタジアム)で開幕。各チーム143試合(リーグ内125試合、交流戦18試合)を戦う。

例年から大きく日程の組み方を変えた。9月の下旬、24日から30日までの7日間はカードを組まなかった。今季は天候不順に見舞われ、試合の中止が相次いだため、CS直前まで順位が決まらなかった。この点を反省し「上に詰めて日程を有効活用するため」(関係者)9月下旬にカードを決めない日程を置いた。フリーハンドで未消化試合の日程を決めるためだ。

8月までに月曜日の予備日を入れる方向性も明らかになった。交流戦を除くと、杵渕和秀セリーグ統括が「セ・リーグでは記憶にない」という措置。発表こそされていないが、雨天中止となったカードを次クールの月曜日に組み込む可能性がある。日本シリーズが今年より1週間早く開幕することもあり、極力10連戦以上を避ける意図はあるが、これまで以上に序盤から日程消化を優先させていく。

開始時間が入った詳細日程は、来年1月に発表される。