ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手、ジュリスベル・グラシアル内野手、リバン・モイネロ投手が6日、福岡空港からキューバへ帰国した。

日本シリーズでは第3戦から2戦連発を放ったが左膝を痛め、最後2試合は欠場。休養していた福岡からビールかけに参加するために、あわてて新幹線で広島にかけつけた。この日も左足を引きずるように歩いた。8月には右膝も痛めた。デスパイネは今オフはキューバ国内リーグやカリビアン・シリーズなどに出場しない考えだ。「向こうでプレーしない方向。9カ月も家族と離れているのにまた2カ月もプレーするのは。自分の膝を守る方が大事」と話した。

見送りに来た高谷裕亮捕手はデスパイネに向かって「ちゃんと膝を治せよ。(右膝を痛めている)オレも一緒だけど」と激励。デスパイネも笑顔で応えていた。

また、ロベルト・スアレス投手も福岡空港からメキシコへ帰国した。