秋季宮崎キャンプが最終日となった17日、ソフトバンク工藤公康監督(55)がチームに強烈なゲキを飛ばした。

この日、練習前の円陣であいさつに立った工藤監督は「この世界は自分がやりたいからといってできるところではない。長く野球を続けていきたいのなら自分で技術、体力を身につけないといけない」と、あらためてプロの世界の厳しさを説くと、次第に語気も強まった。「ホークスというチームは常に勝たないといけない。優勝しないといけない。日本一を目指さないといけない。ここのレギュラーは他のチームよりレベルが高くないといけない。オフは遊びの時間じゃない。(来春の)キャンプで変わったと思われるようにしてほしい」。シーズンオフを前に、チームにカツを入れていた。