ロッテ角中勝也外野手(31)が17日、ZOZOマリンで契約更改交渉を行い、単年契約で現状維持の1億3100万円(金額は推定)でサインした。

12年目の今季は3月のオープン戦でフェンスに激突し、腰や背中を強打。胸椎を圧迫骨折して開幕に出遅れ、5月から復帰した。112試合で打率2割6分5厘、7本塁打、57打点の成績だった。

9月に国内FA権を取得したが行使せずに残留を決断。「普通に(成績だけ)考えたらダウンだと思うんですけど、多少はFAの権利的なものを考慮してくれたんですかね」。

1年1年が勝負という思いと「複数年にすると最後の年に頑張ればいいやとなってしまう」と自分への戒めも込めて、複数年契約の希望も出さなかった。

来季は同じ外野に期待のドラフト1位、大阪桐蔭・藤原恭大外野手(18)が入団してくる。「スーパースター候補が入ってくるんで、3年間は負けないように頑張ります(笑い)。今年は完全にスタミナ切れだった。来年は最後までスタミナがもつように」と話し、体力強化のため本格的にウエートトレーニングを始めたことも明かした。