西武平良海馬投手(19)が17日、秋季キャンプ地の宮崎・南郷で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸600万円でサインした。

1年目は、2軍戦10試合に登板。勝ち負けはつかず、防御率5・40だった。16回2/3で21三振と高い三振率を残した一方で、17与四球を記録。制球に課題が出た。「プロ野球という新しいところに入って、技術の高さを感じました。1軍に行くには、まだまだ技術をつけないといけない。一番はコントロール。フォアボールをなくしたい」と話した。

ただ、最速150キロ超の球威は魅力。この日の練習で打撃投手を務め、真っすぐで押し込み、シンカーで空振りを奪う場面も多かった。渡辺SDは「ストライクが入れば、将来的には面白い存在。まずは来年、1軍デビューできれば」と期待していた。(金額は推定)