志は大きく、いつか名球会へ-。ロッテのドラフト6位、習志野・古谷拓郎投手(18)が17日、千葉市内のホテルで契約金3000万円、年俸460万円(金額は推定)で契約した。「上位指名の選手は注目される。負けないくらい練習して、はい上がっていけたら」と負けん気を燃やした。

9月に通算2000安打を達成した福浦は高校の先輩にあたる。福浦も入団時はドラフト7位の投手だった。来季プロ26年目を迎える大先輩を手本に「体調やコンディションをしっかり把握しないと大記録には届かない。今は想像できないですけど、200勝とか…」と将来に大志を抱く。

球団から「古谷君へ 共に頑張ろう!!」と福浦の直筆メッセージが入った2000安打時の写真が贈られた。サプライズに大感激。「背中を追って、息の長い選手になりたい」とほおをゆるませた。福浦はプロ1年目に野手に転向したが、永野チーフスカウトは「キレで勝負するタイプ。筋力、スタミナ、技術。少しの課題を埋めていけば一人前の投手になれる」。右腕1本でプロ人生を切りひらいていく。【鎌田良美】