ソフトバンク和田が同学年の楽天平石新監督に「先制口撃」だ。8日は熊本県嘉島町で「がんばろう熊本 復興野球サッカー教室」に一緒に参加。和田は平石監督に「来年、どんだけ強くなるの?」とFAで西武から浅村を獲得、新外国人やトレードでも大幅補強する姿勢を直球で質問。平石監督も「いやいやいや…」とタジタジだった。

一方でソフトバンクは浅村、西獲得に失敗し、ここまでドラフト以外の補強はない。今季左肩痛のため1試合も投げなかった和田自身の復活が大きな“補強”となる。

現在は60メートルのキャッチボールとブルペンで立ち投げができるまでに回復した。「6、7割ですかね。肩にメドがついてきた。リハビリから出られそうなのが一番」と、復帰の手応えは十分。福岡・筑後市のファーム施設を離れ、1月は長崎で自主トレを行う。「競争を勝てるように。ひとつでも貢献できればチームの優勝に近づく」。自らの左腕で平石楽天を抑え込む。