ソフトバンク工藤公康監督(55)が9日、台湾で行われている「アジアウインターベースボールリーグ」の視察から帰国した。日焼けした姿で福岡空港に現れた工藤監督は、2泊3日と短い期間だったが充実した表情を見せた。

ソフトバンクからは椎野、田浦、育成渡辺雄の投手3人、谷川原、増田、三森、育成大本、育成田城の野手5人の8人がウエスタン選抜として派遣されている。

8日の韓国選抜との試合を観戦した工藤監督は「三森も2安打。谷川原も2安打。育成の田城は3安打、大本も2安打」と選手たちの活躍を喜んだ。「みんな気合が入っていた。目がキラキラしていて楽しそうだった」と、来季へつなげようと必死にプレーする姿をほめた。

7日夜には焼き肉店で食事会も開き「いい時間が過ごせた」と、笑顔。普段はあまり接する機会の少ない若い選手たちとの交流となった。