広島は10日、広島市内のホテルで新入団選手発表を行った。金びょうぶの前にドラフト1位の小園海斗内野手(18=報徳学園)ら8人の新人選手は、緒方孝市監督(49)と松田元球団オーナー(67)とともに緊張の面持ちで並んだ。

小園は真っさらな「51」のユニホーム姿を披露した。「重みのあるユニホームなので、これから頑張ってこうという気持ちです。すごくいい背番号で、鈴木誠也さんがつけていた番号なので、プレッシャーにはなりますが、力に変えて頑張っていきたい」と意気込んだ。

選手の意気込みなどを聞きながら、時にうなずき、時に笑みを浮かべた緒方監督は「みんな緊張しているといいながらしっかりとしゃべっているので、そこには驚いています。話を聞いていると、日々の練習の中からしっかりと高い意識を持って練習をして今があるんだなと感じさせる。今年もこれだけ楽しみな選手がたくさん入っているので、近い将来必ずカープの戦力になってくれると思います。また来年、刺激し合いながら切磋琢磨(せっさたくま)しながら力をつけて、1日でも早く1軍の戦力になって欲しいと思います」と期待した。