今季セ・リーグの首位打者、最多安打者賞を獲得したダヤン・ビシエド内野手(29)が中日と複数年契約で合意したことが10日、分かった。

米国の現地メディアの9日(日本時間10日)の報道によれば、3年総額約11億3000万円。都内で実行委員会に出席した西山球団代表は「複数年です」と語るにとどめたが、2冠王の流出を阻止する長期契約に踏み切った。ビシエド本人も長期契約を希望し、実現すれば中日初となる国内FA権取得に強い意欲を見せていた。新たな契約が満了すれば在籍期間は21年までの6年となり、球団野手ではレオ・ゴメス、アロンゾ・パウエルと並んで最長となる。(金額は推定)