巨人の「ゴジヨシマル」だ。広島からFAで移籍した丸佳浩外野手(29)が11日、都内のホテルで原辰徳監督(60)と同席で入団会見を開いた。背番号は指揮官の現役時代の8に決まった。原監督から松井秀喜氏、高橋由伸前監督の流れをくむ左の長距離砲の期待を受けたが、控えめに「20グータッチ」以上を約束した。

<丸と一問一答>

-巨人に移籍を決めた決め手は

丸 非常に高く評価していただき、原監督とお話しさせていただいて、自分を必要としてくださっている熱意も、ものすごく感じた。子供の頃からプロ野球を見に行くといえば東京ドーム。小さい時からの憧れ、夢が最後の決め手だった。

-東京ドームに足を運び、印象に残っている巨人の試合は

丸 一番印象的だったのは、川相選手が代打ホームランを打った。自分にとって川相さんはバントがすごいうまい選手というイメージがあったので、自分の中で強烈に残っている。

-来季、イチローに並ぶ3年連続MVPは

丸 難しい賞だと思っているので、簡単に取りますとは言えない。今季の数字以上のものをしっかりと来季も出したい。結果的に優勝して3年連続となればうれしいこと。まずは賞を狙うというより、いい活躍ができればと思います。

-原監督からは広島で11年、巨人でも11年プレーをという言葉があった

丸 走攻守、どの部門でも高いレベルでやりたい。3拍子そろって、長くできれば一番理想と思います。