来季から選手会長を務めるロッテ鈴木大地内野手(29)が14日、ZOZOマリンで契約交渉を行い、今季年俸1億1000万円から1000万円ダウンの年俸1億円(金額は推定)でサインした。

「チームが苦しい時、ここで打って欲しいという場面での成績があまり良くなかったので、その分下がりました。でも今年1年間試合に出続けたことを評価してもらいましたし、まだまだ老け込む年ではないと言われた。そういう言葉を頂けたのはうれしいし、前向きに捉えています」と落ち込んだ様子はなかった。

7年目の今季は、昨季ゴールデングラブ賞を獲得した二塁手から三塁手にコンバートされると、全143試合に出場して打率2割6分6厘、8本塁打、49打点の成績を残した。来季は「ここからまだまだうまくなりたいという気持ちがある。むずかしさを感じた1年ではあるので、来年はまずポジションを取ることから。最後まで試合に出たい。1試合でも勝ち負け関係なく終わりの時にグラウンドに立っていたい」とフルイニング出場を目標に掲げた。