ロッテ田中靖洋投手(31)松永昂大投手(30)が15日、千葉・木更津市の三井アウトレットパーク木更津でトークショーを行った。

18年シーズンを振り返り、プロ13年目で自己最多の32試合に登板した田中は「前半戦は少しはチームの力になれたかな。後半に失速したので、ずっと前半のような活躍をしたかった。来年は田中がいないとダメだと思ってもらいたい」。1年間を通して戦うべく、食生活から見直して体を絞っている最中と明かした。

自己最多となる60試合登板で、3年連続50試合をクリアした松永は「交流戦までは良かった。そこで(左)肩が痛くなって、最後は全然投げられなくて侍(ジャパン)も辞退した。良かったかと言われたら微妙です」。7月に達成した通算100ホールドも「1軍で投げとけば付いてくる数字」と通過点ととらえた。左肩を痛めたのをきっかけに、今オフは器具を使わずに自分の体重だけを利用したトレーニングに励んでいる。

年末年始の予定を問われると、「練習あるのみ。クリスマスも正月もありません!やるしかない」と引き締めた田中に対し、松永は「僕は休みますよ。クリスマスに地元に帰って香川でゆっくりします。年末年始もふらふらします。小学校の野球チームのOB会が楽しみ」と対照的な回答で笑いを誘った。

ファンとのじゃんけん大会では、プライベートで訪れた内竜也投手(33)が会場後方でこっそりじゃんけんに参加するサプライズ? もあった。松永は愛用のリュックを、田中はTシャツを持参し、勝ち抜いたファンにサインを入れてプレゼント。最後は田中が来季に向けて「選手もみんな負けるのはいやなんで、必ず優勝します」と宣言した。