「震災復興支援チャリティー 荒木雅博コーチ激励パーティー2018」が16日、名古屋市の名古屋観光ホテルで行われた。中日荒木雅博2軍内野守備走塁コーチ(41)は、今季限りで現役を引退し、来季から本格的にコーチとして後身を指導することもあり、10回目の今回で最後になる予定だ。「熊本地震をきっかけにチャリティーを始めた。いまは日本のどこでも災害が起きてもおかしくない。とりあえず、今回までだが、こういう気持ちを持ち続けたい」と、荒木コーチは話した。

この日はゲストとして、チームメートの山井大介投手(40)、大島洋平外野手(33)、平田良介外野手(30)京田陽太内野手(24)、ともに現役時代を戦った森野将彦2軍打撃コーチ(40)らも参加。チャリティーグッズを提供するなど、協力した。入団2年目で、荒木が出場する際には二遊間を組んだ京田も感慨深げ。「野球に取り組む姿勢、グラウンドでの姿勢を見て、勉強させてもらった。いろいろなアドバイスもうれしかった。荒木さんの持つ、球団の通算盗塁数記録を抜けるようにがんばりたい」と、荒木コーチが残した通算378盗塁超えを目標に挙げていた。