ヤクルトから日本ハムへ移籍した谷内亮太内野手(27)が栗山英樹監督(57)との不思議な縁を明かした。

17日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で入団会見に出席。冒頭のあいさつで「僕もヤクルトスワローズでは46番を背負って、栗山監督も背負われていた番号なので、そこに関してはすごく感じています」と話した。

栗山監督は現役時代、ヤクルトに入団した84年から89年まで背番号46だった。谷内も1年目の13年から今季まで同じ番号を背負っていた。入団当時から「知っていました」とヤクルトで“大先輩”となる栗山監督のことを意識していたという。巡り巡って、日本ハムで監督と選手の間柄になる。「早くチームの輪に溶け込んで、勝ちに貢献できるよう頑張ります」と新天地での抱負を語った。

栗山監督も「そうやって覚えていてくれているだけでうれしい。自分にとっても特別な番号だったし、46は」と笑顔だった。