中日の選手会長・福田永将内野手、松井佑介外野手、岡田俊哉投手、佐藤優投手の4人が17日、名古屋市天白区の名古屋記念病院を慰問した。産婦人科病棟では生後2日目の新生児とも対面。他にも一般病棟では入院する高齢者ら約100人の入院患者をユニホーム姿で慰問した。

入院中でここ数日間、会話が出来なかったという80歳代男性を慰問した際には、その男性が4選手の姿を見つけると「頑張って下さい」と言葉を発し、担当の看護師が涙ぐむシーンも見られたという。

「この病院に来たのは初めて。喜んでいただけたかなと思います。ボクには叱咤(しった)激励がありました。熱狂的なファンが多かった」と福田。「走者がいるときに、しっかり打て」と、70代男性から直接のゲキを飛ばされたことには苦笑いしていた。