日本ハムからヤクルトに移籍した高梨裕稔投手(27)と太田賢吾内野手(21)が18日、都内の球団事務所で入団会見に臨んだ。背番号は高梨が14、太田が46に決まり、ユニホーム姿を披露した。

高梨は「チームの優勝、それだけを考えて来年1年間、投げていきたい。チームに貢献できるようにしたい」。太田は「チームの戦力に少しでもなれるように、1年間、1軍で戦うことを目標にやっていきます」と意気込んでいた。

トレードが決まったことについて、高梨は「言われた時はびっくりしましたが、すぐに来年ヤクルトで活躍するんだという気持ちになった」と振り返った。太田は、ヤクルトのイメージについて「打撃がいいチームだと思う。実績のある選手がたくさんいるので、話を聞いてみたい」と話した。

2人とも、日本ハムから昨季途中にトレードでヤクルトに加入した屋宜と連絡を取ったという。高梨は「よろしくお願いします、とあいさつの連絡をして『力になるよ』と言ってもらいました」と明かした。