オリックスは20日、FAで阪神に移籍した西勇輝投手(28)の人的補償として竹安大知投手(24)の獲得を発表した。

オリックスは今オフ、阪神に移籍した西に加え、長年球団を引っ張ってきた金子が日本ハムに移籍。決め手について長村球団本部長は「年齢も若く、毎年確実に力をつけている選手で、まだ伸びしろも見込める。将来的にも素晴らしいピッチャーで、戦力に加わってくれるだろうということで獲得に至りました」と説明した。

15年ドラフト3位の竹安は来季、矢野阪神1年目の先発候補として期待されていた右腕。3年目の今季は春先に右手の負傷で出遅れたが、6月に復帰後、2軍戦で快投を連発した。終盤の10月に1軍昇格を果たし、プロ初先発の10月13日中日戦(ナゴヤドーム)で5回5安打2失点。金本阪神最終戦での白星に貢献していた。