巨人が2月1日から同11日までキャンプを行うKIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎に、総工費1億6500万円かけた屋内型ブルペンとサブグラウンドが新設されることが17日、分かった。球場に隣接するブルペンは6人が同時に投球することが可能。側面には開口部が設けられ、ファンは菅野、岩隈らの投球練習を真横から見守ることが可能になる。

これまで宮崎キャンプのブルペンは約2キロ離れた木の花ドームに隣接し、選手はバスや車で移動していた。メイン球場に隣接する新ブルペンは徒歩移動になり、ファンにとっても選手を間近に感じるポイントが増えることになる。内野全面が入るサブグラウンドは、55メートル×80メートルのサイズで、ブルペンと合わせて計約1000平方メートルの新施設が誕生する。完成は1月末の予定。原監督は「我々にとってもファンにとってもいい。楽しみです。時を使うことなく移動できる。ありがたいです」と歓迎した。