根尾フィーバーでナゴヤ球場がファンであふれかえった。ドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)らが参加する合同自主トレ4日目が行われた19日、初の土曜開催となり、球場発表で2025人の観客が詰めかけた。

内野席からファンがあふれ、今年初めて一塁側スタンドも開放。15日から始まった合同自主トレは平日でも3日間で2442人が集まっていた。「平日だけなのに昨年の4倍くらい」と関係者も驚いていたが初の土曜開催1日だけで、その3日分に近いファンでにぎわった。

注目の中心は、もちろん根尾だ。この日は内野でのノック以外にも外野でもノックを受けた。「お客さんが見に来てくれるおかげで、プレーできます。もっと自分もやらないといけないと感じた」。根尾はスタンドを埋めたファンへの感謝を口にした。

19日から室内練習場でフリー打撃がスタート。打席に立つか注目されたが、この日はティー打撃のみで終了した。「明日くらいから予定しています」と、20日にフリー打撃を解禁すること明かしていた。