阪神矢野燿大監督(50)が20日、甲子園球場の室内練習場で行われていた新人合同自主トレを電撃視察した。

投球練習するドラフト4位斎藤友貴哉投手(24=ホンダ)を捕手の後方からじっくりとチェック。2月のキャンプでは1軍スタートの方針が固まっている右腕について指揮官は「真っすぐに力があって、スライダー系がけっこういいなというイメージはドラフトのときから思っていたんだけど。そういう感じはしたね。体もデカいしね」と、高く評価。その後もドラフト1位近本光司外野手(24=大阪ガス)らの打撃練習にも目を光らせた。

矢野監督の前で変化球を交えて27球を投げた斎藤は「ビックリしたんですけど、自分の投球ができました。スライダーとスプリットもありますけど、まっすぐが自分の軸です」と胸を張った。