阪神は24日、原口文仁捕手(26)が大腸がんと診断され、近日中に手術を受けると公表した。昨年末に人間ドックを受け、年明けに判明。この日からツイッターのアカウントを開設した原口は直筆のメッセージで「早期復帰を目指します」と力強く宣言した。病に打ち勝ち今季中の復帰を目指す。

  ◇    ◇    ◇

阪神原口文仁を育てた帝京(東京)の前田三夫監督(69)は、病を伝え聞くと「正直びっくりしてます。まだ若いのに。この前学校に来た時は元気だったんですよ」と言葉を失った。

昨年12月に遠征先のキューバから帰国後、結婚式の報告も兼ねた原口の訪問を受けた。「まじめでいいやつでね。甲子園に解説に行くと、地元の放送局の人にも人間的なところを買われている。何とか回復して、また頑張ってほしい」と願った。