阪神能見篤史投手(39)がMBS「戦え!スポーツ内閣」(30日午後11時56分=関西ローカル)に出演し、FAでオリックスから新加入した西勇輝へクールなアドバイスを送った。

「キャンプイン直前! 阪神VSオリックス 関西ダービーSP」と題し、阪神から能見と桑原謙太朗、オリックスから増井浩俊と山岡泰輔の4投手が集結した。

司会のブラックマヨネーズ・小杉竜一(45)から「西投手を受け入れる形になりましたが、阪神の選手としてどうですか?」と、話を振られた能見は「いばらの道に来たなと思いました」。直球のようなコメントにスタジオがざわめく中、能見は続けて「オリックスの選手たちは楽しく(野球を)やってるな、という感じを受ける」と前置きして「阪神でそれはムリなんで」と断言した。

チームを支えるベテラン投手の言葉に小杉も「めちゃくちゃ重い!」とうなった。「阪神の西」となることについても能見は「(本人が)思っている以上に大変だと思います」と、クールに言葉を続けた。

「オリックスをうらやましく思ったことがある?」という質問を受けた能見は「YES」と返答。「(阪神については)応援をしてもらえるがその反面、キツイこともある」と思いを明かし「純粋に野球をやってみたい」とも話した。能見の発言を受けて、自身もオリックスから阪神に移籍した桑原は「実際、オリックスにいたときは楽しかったです」と答え、小杉から「その言い方やったら『今は楽しくない』になってまうで!」と、突っ込まれていた。