広島広瀬外野守備・走塁コーチが、長野久義外野手(34)に左翼守備の3カ条を伝えていく考えを明かした。<1>左翼の景色になれること<2>左翼の打球の質に慣れること<3>左右(の打者)で実戦の感覚に慣れてもらうこと。「(長野は)これまでセンターも守ってきましたが、ほぼほぼライトですから。レフトの守備についての練習を時間が許す限りやろうと思う」と話した。

長野は第1クール最終日の3日、フリー打撃時に左翼の守備位置に入った。左翼は巨人時代の10年10月7日広島戦で守ったのが最後。広瀬コーチは「まずはレフトをやって、こちら側(首脳陣)の準備としてセンターもやってもらう」と話した。ただし「競争なので、負ければ長野でも出場機会は減る」と加えた。左翼に定着できるよう、二人三脚で取り組んでいく。