ソフトバンクは15日、右太もも裏を痛めた柳田悠岐外野手(30)の14日に宮崎市内で受けた精密検査の結果について「右股関節外旋筋群軽度損傷」と発表した。

17日までの第4クールは別メニューで調整。順調ならば19日からの第5クールでキャッチボールや打撃練習を再開できる見込みだ。

この日からチーム本隊を離れた柳田は、ストレッチ、体幹、ウエートトレーニングを行った。「昨日よりはいいですよ。(鍛える)チャンスと思って頑張ります」。太ももではなく、右肩を押さえてグラウンドに登場した際には、周囲の「そこじゃないやろ!」とのツッコミを呼ぶシーンもあり、軽傷であることを感じさせた。

工藤監督も安堵(あんど)の表情で「ほんと、不幸中の幸い。ホッとしたぼくがいます。じっくり治すことを優先してやってもらう」と胸をなで下ろした。