ソフトバンクではA組に入った即戦力の新人4投手がアピールを続けている。そんな中、B組でも未来の主力候補が奮闘している。ドラフト3位の野村大樹内野手(18=早実)だ。

野村は実戦デビューとなった14日のB組紅白戦で、初打席で島袋からタイムリー。翌15日の紅白戦でも安打を放ち2試合連続安打とした。初の対外試合となった17日の社会人野球、セガサミー戦では4打数4安打をマーク。「高校とは球のキレも全然違う」と話ながらも、非凡な打撃センスを見せている。

野村は初めて実戦が入った第4クールを終え「いい感じでヒットが出ているので続けていきたい。チームの雰囲気もいいので、いい環境でやれています」と前向き。試合後も連日、日が暮れるまでバットを振り込み充実の春を過ごしている。