休養明け絶口調! 咽頭炎による発熱で宮崎・南郷キャンプを3日間休んでいた西武秋山翔吾外野手(30)が18日、別メニューで練習に参加。滑らかな口調で回復ぶりを示した。

14日のオフを含めると5日ぶりのユニホーム姿。「まだ万全じゃなく(10段階で)0が1になった感じ」だが表情は明るい。静養中は37度台の微熱が続き隔離状態。テレビが友達で、アニメ「ドラゴンボール」を長時間視聴した。

秋山 ちょうど「精神と時の部屋」でゴテンクスたちが修行する場面。僕の部屋も「精神と時の部屋」につながってましたね。

テレビ視聴はアニメだけには終わらない。

秋山 こんなにBS(衛星放送)見るかなと。カーリングには詳しくなったと思います。

のどの痛みも残る中、報道陣に「4日分を一気にしゃべったよ」。さらにキャプテンの立場を踏まえ「これで発言力は失ったなと思いましたね」。自虐発言で笑いを誘った。簡単に信頼は揺るがないが「焦るのもよくないけど、悠長に構えるつもりもない」と気を引き締めた。

アニメの「精神と時の部屋」は、現実の1日が部屋での1年に相当する。休んだ3日で3年分の修行を積み「スーパーライオンズ人」へ進化するか?【鈴木正章】