阪神藤浪晋太郎投手は24日のオープン戦・中日戦(北谷)に先発し、投げ込みの成果を形に変える。23日、宜野座残留組練習に参加し、ブルペンで58球。「今日もいい感じだったので、それをゲームで出せれば。ある程度自分が納得いく中で、結果を出せればと思っています」と力を込めた。

ここまで実戦2試合に登板。11日の紅白戦は2回2安打2死球で1失点、17日の練習試合・日本ハム戦では3回7安打2失点とピリッとしない内容が続いている。前クールは19日に立ち投げなども含めて291球、21日は258球をブルペンで投げ込んだ。懸命なフォーム固めを今度こそ結果につなげたいところだ。

この日は先発投手用のフリー打撃にも参戦し、26スイングでメンバー最多の柵越え4本。推定120メートル弾もたたき込み、「(シーズン中も)打てるに越したことはないので」と笑顔。リフレッシュにも成功し、今キャンプ最後の実戦マウンドに上がる。