日本ハムは4日、清宮幸太郎内野手(19)が都内の病院で精密検査を受け、右手有鉤骨の骨折と診断されたと発表した。3日のDeNAとのオープン戦(札幌ドーム)の9回の打席で空振りした際に痛めて途中交代していた。

<◆有鉤(ゆうこう)骨を骨折した主な選手>

 86年原(巨人)は9月24日広島戦の9回に津田投手と対決し、2-2からの7球目をフルスイング。ファウルチップしたが、左手首を押さえてうずくまり、そのまま退場。2日後の精密検査で左手首有鉤骨骨折で全治2カ月と診断された。

96年石井(近鉄)は開幕2戦目の3月31日西武戦の8回、初球をファウルした際に左手首に痛みを感じて途中交代。骨折と診断され手術を受けるも痛みがひかず、同年は2試合のみの出場に終わった。他には96年中村(近鉄)01年二岡(巨人)08年中田(日本ハム)10年松田(ソフトバンク)13、16年畠山(ヤクルト)といった強打者も骨折している。