阪神藤浪晋太郎投手(24)の2軍降格が決まった。制球難克服を目指す先発登板だったが、4回で打者16人に71球を投げ、安打こそ許さなかったものの3四球1死球で1失点。けん制悪送球もあり、乱れる結果に終わった。
試合後の一問一答は以下の通り。
-やりたかったことは
藤浪 いや全然ですね。思った通りのピッチングが全然できていなかった。
-コントロールの面か
藤浪 コントロールだったり、もうちょっと思った通りに投げられる感じは自分自身にありましたし。
-死球のところからバランスを気にするような感じが
藤浪 死球というより、立ち上がりのときから自分の中で感触がよくなかった。それを戻せたらいいんですけど、それを今日はできなかったので、はい。
-結果は4回1失点だが
藤浪 単純に失点数だけ見れば自責(点)はついてないですし、いいと言えばそうかもしれないですけど、昨日も結果出したいって言ったんでそれがちょっと相反することになります。あまりにも自分の中で内容が悪すぎるというか、自分のなかで勝負できる状況ではなかったなという投球でした。
-ナゴヤドームのマウンドというより自分の状態が悪かった
藤浪 どうですかね、いろんな要素があると思うので、マウンドの感じもあるでしょうし、どっちにしろそんなことは、シーズンに入ってから結局投げるので言ってられないでしょうし。合わせていかなければいけないところで合わせられないというのは力不足だと思います。
-腕の位置など試行錯誤が続いている
藤浪 いい感じの球もあるのでいかに再現性を高くやるかというところです。試行錯誤と言えば試行錯誤ですし、固めるといえば固めるという感じですし。
-開幕に向けて
藤浪 これからどうなるか分からないですけど、まずしっかり再現性高く。自分がもっともっといい感覚で投げられるように。いっぱいいっぱいになっているようじゃ、シーズン入っても苦しいと思うので。そうならないようにしっかり形作っていくなり、しっかり練習するしかないと思っているので。いちから作り直すとかそういうことじゃなくて、いいボールをより多く出していける練習を毎日毎日一生懸命やっていきたいと思います。