広島クリス・ジョンソン投手(34)が、23日のソフトバンク戦先発を回避した。開幕2戦目の先発が見込まれており、最終調整となるはずだった。何らかの異変を訴えたとみられる。松原チーフトレーナーは「調整が必要な箇所が出て、最良の方法をとるため」と説明。「今後はしっかりその箇所に対応し、確認して、来るシーズンに向け準備していく」と話した。

開幕まで1週間を切ったこの時期に、左のエース格の異変は不穏だ。この日は22日にウエスタン・リーグで先発予定だった九里が代役を務めたが、今後は不透明。ジョンソンが開幕に間に合わなければ、チームはローテーションの練り直しを迫られる。佐々岡投手コーチは「明日(24日)見てから」と明言を避けた。

緒方監督は登板回避について「投げられないものはしようがない」と腹をくくっている。24日に確認されるジョンソンの状態が注目される。