ヤクルト五十嵐亮太投手が5勝目。5勝はすべて4月に挙げた。5月28日に40歳になるが、40歳シーズン以上の月間5勝は史上初めて。

すべて救援登板の月間5勝以上は00年5月の篠原(ダイエー=5勝)以来で、ヤクルトでは88年に全試合救援で18勝を挙げ最多勝の伊東が8月に6勝して以来だ。五十嵐は00年に先発0で両リーグ10勝一番乗りをマークした史上唯一の投手だが、今季はどうか。

◆88年の伊東昭光 ヤクルトは抑えに予定していた高野光が故障で出遅れ、伊東が代役に。すべて救援で55試合に投げ、122回2/3、18勝9敗17セーブ、防御率3・15。小野(中日)とともにセ・リーグ最多勝に輝いた。1度も先発しないシーズンに最多勝は伊東だけ。規定投球回未満の最多勝も05年下柳(阪神)と史上2人しかいない。