フィギュアスケート女子で全日本女王の坂本花織(19)が、同門の三原舞依(19=いずれもシスメックス)と「ファーストピッチセレモニー」に登場した。

2人は年齢を示す背番号19をつけ、マウンド横で2回転ジャンプを披露。坂本はノーバウンド、三原は惜しくも捕手手前でショートバウンドになったが、堂々とした投球を披露した。

ジャンプについては坂本が「直前に打ち合わせしたけれど、跳ぶのを忘れそうになっていた」と苦笑い。アイコンタクトで思い出したという。

普段は阪神2軍が練習する鳴尾浜球場(西宮市)の隣にあるリンクを、拠点の1つにしている。

親しみのある阪神の選手については藤浪晋太郎投手(25)の名を挙げ、2人そろって「(イベント前に)梅野(隆太郎)選手にもお会いできました」とニッコリ。坂本は「(マウンドから)お客さんが遠くて新鮮だった。(満員になると)フィギュアの倍以上になる。その中に立てて、ある意味、いい緊張感を味わえました」と貴重な体験に感謝した。