西武山川穂高内野手が日本人最速での通算100号本塁打を達成した。3回1死二塁で、バーベイトの147キロの直球を完璧にとらえ、左翼スタンド最上段へ、14号特大140メートル弾を運んだ。

前日11日には、日本ハム中田翔内野手から“前祝い”のネックレスをプレゼントされていた。前回本拠地・メットライフドームで対戦した際に「ください!」とおねだり。100万円近くもする「クロムハーツ」の逸品をゲットした。すぐに着けて試合に臨み、御利益を発揮した。

321試合目での達成は、球団OBでもある秋山幸二の351試合を大きく塗り替える最速となった。山川は「母の日に記念のホームランが打ててよかったです。今後もチームの勝ちにつながるホームランを打ちます!」と高らかに宣言した。

7回の第4打席には、今度は左翼スタンドギリギリに入れる15号ソロで101号を早速マーク。5連敗中のチームに勝利をもたらした。