ヤクルトに頼もしい戦力が帰ってくる。離脱中の坂口智隆外野手とウラディミール・バレンティン外野手が、早ければ17日からのDeNA3連戦(神宮)で1軍復帰する可能性が浮上した。

13日、小川監督が「(2人の)復帰は近々だと思う」と話した。坂口は、3月31日の阪神3回戦(京セラドーム大阪)で死球を受け、左手親指を骨折。8日のイースタン・リーグ西武戦(戸田)で実戦復帰し、4試合で打率4割4分4厘。12日ロッテ戦(茂原)では左翼の守備にもついている。

バレンティンは上半身のコンディション不良のため3日に抹消されたが、すでに打撃練習を再開。14日からのイースタン・リーグ楽天戦(ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉)に出場する予定だ。指揮官は「全部がOKではない。(先発の)ラインアップに乗るまでは時間がかかるかもしれない」と明かし、まずは代打での復帰となりそうだ。